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今となっては存在感薄いが、それでも脅威で有ることには変わりない。
スピーカーから声が聞こえてくる。
「そこに3つの剣型を用意したよ。好きなのとって構わないから…、って早いね」
迷わずショートを選ぶ俺に感心する。
良いんだよ、最初っからショートしか見えてねえんだから。
俺は神機を担いでウィンドウを見上げる。
「じゃ、まずは武器変型からやろうか。どうやって変型させるかは君の腕輪が知っている。ちょっとやってみて」
「説明終わりかよ…」
俺の腕輪が知ってるったって、俺が知らないと意味無えと思うんだけどな。
イメージすりゃ良いのか?
変型だから、こう、ガシャン!!、ガシャガシャ!、みたいな。
ガシャ!ガシャガシャ!
「うぉう!」
いきなり変型した。
銃型にはアサルトライフルか。
考えれば勝手に変わってくれるってことか。
剣をイメージすると、また音を立ててナイフに戻る。
「飲み込みが早くて良いね。
じゃあ次は基本戦闘術に移ろうか。
基本的には斬る、撃つで良いんだけど、荒神はそう簡単に斬らせてはくれないからね。
スピードと相手の行動を読むこと、後は判断力が重要になってくる。
ここでは固定された敵しか出せないけど、実際はすばしっこいからね」
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