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2060年。
日本は生物学、遺伝子工学において世界一の業績を誇るほどになった。
その結果、生み出された『ゲノム』達。
彼等は、いつ発症するかもわからない『G病』を抱えていた。
一度発症すると、二度と元には戻らず、ただ人々の血肉を貪る化け物と化す。
理由は、遺伝子同士の拒絶反応。
しかし、G病にならない者もいる。
彼等を、『適合者』と呼んだ。
日本政府は、その技術を公開。
世界の国々が、競って実験を繰り返した…。
いつしか、その第一人者は姿を消し、RDG(研究開発グループ=Recearch and Development Group)
が、研究の全てを握っていた。
やがて、人々は研究室から逃げ出したG病のゲノム達の脅威に怯える様になる…。
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