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彼女はその後、急に体調を崩し、そのまま息を引き取った。 悲しみに暮れた彼は、今まで以上に研究に明け暮れた。 そんなある日、彼はふと閃いた。 「そうだ!彼女の様に病気になる不完全な人間じゃなく、病気に強い完全な人間を造れば、もう僕の様に悲しむ人は居なくなる!」 彼はそう確信した。 後に、それが世界を危機に陥れるとは知らずに…。
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