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私、鳴海亜樹子。
ごく普通の美少女女子高生。
「『鳴海探偵事務所』…は、あった!」
探偵であるお父さん・鳴海荘吉を尋ねて、風都という街に引っ越してきたばかり。
「ごめんくださーい!鳴海荘吉の娘の鳴海亜樹子といいますけどー!お父さん…所長いますかー?」
扉を開け、奥に声をかけるも返事はなし。
留守なんだろうか…。
「捜査中かな…?」
ひとまず中に入ってみるものの、人の気配は全くなし。やはり捜査に出掛けているのだろうか。
「…まあ、いいや。帰ってくるまでちょっと待たせてもらおう…。」
私が客用らしきソファーに座ろうとした、その時だった。
「キャーーっ!!!」
外から何やら女性の悲鳴が。
慌てて外に飛び出す私。
そして、そこで私が見た光景は…。
「なにコレ?!私聞いてない!!!」
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