第1話

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そこにいたのは奇妙な怪物だった。 「人間のエナジーを吸収してやる!」 エナジー…?!なにそれ…。 私はわけも分からないまま、ただその怪物をじっと見つめた。 すると、怪物と目が合ってしまった。 「なに…これ…。体が…動かない…!」 次の瞬間、一瞬のうち体が鉛のように重く…動かなくなってしまったのだった。 「さあ、お前のエナジーも頂くぞ!」 …私、ここで死ぬの?! まだお父さんにも会ってないのに…。 一体、どうすればいいの…?! だが、私が死を覚悟した瞬間、どこからともなく声が聞こえたのだ。 「「待ちなさい!」」 …誰…? 「自分の欲望の為に人間のエナジーを吸いとるなんて!」 「僕達セーラー戦士が絶対に許さない!」 …セーラー戦士?
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