同棲中

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『野球部みんなかわいいよ!!おれの目に狂いはない』 「そーなんだぁ、わたしあんまり近くで見てないからなあ。高校野球ってみんなかっこよく見えるよね~」 『わかるっ! なんか青春してるなって感じで 坊主でもかっこよく見える人いっぱいいるよね でも、あたしは坊主よりは長い方がいーな』 球児について熱く語り合っていたため、以外に早くグランドに着いた マネジ希望のあたしたちは、みんなよりも少し早く来て準備をしなきゃいけないらしい 『はざっーす』 「おはようございますっ」 「あら、おはよう!言った時間よりずいぶん早かったわね。そっちの子は?」 キリッとしのちゃんは背筋を伸ばしペこりと頭を下げた 「ま、マネジ希望の篠岡千代です!あの、野球に関しての知識は人一倍あるので…えっと、とりあえず頑張りますっ」 『よろしくね!じゃあ早速で悪いんだけど、倉庫からボールと…バットとかは志賀先生が持ってきてくれたから……とりあえず、ボールお願い』 「はい!」 『はいっ! あの、監督!』 「なあに?琳ちゃん」 『あたし、公式には出れませんが、どこのポジションもだいたいできるので、練習とか一緒参加出来ますし、投手とか捕手も一応出来るので必要であれば使ってくださいっ』 「あら、すごい!男でもあんまりいないのよ。じゃあ、早速今日からお願いしようかしら」 『はい!ありがとうございますッッ』 ペコッと軽くお辞儀して、小走りで先に行ったしのちゃんに合流し大量のボールの三分の一弱くらい持ってもらった あたし一人で全部持つって言ったのにいい子だなぁ
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