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ボールを運び終わり、ベンチ周辺の片付け・掃除をしていると、一番最初に坊主の…バンダナ(タオル?)を頭に巻いた背の高い子と反対に背の小さい元気な子がグランドに入って来た
『ちわっーすっ』
「おはようございますっ」
「お、ちわっす!あっれー同クラの子じゃん!?マネジー?」
「ちわす。あ、昨日いた…」
『そーだよ!あたしは、山崎琳っ!一年七組っ☆確か…梓君だよねっ♪入学式のとき、印象的だから覚えてた!!』
そう、背がでかくて可愛い名前だなぁって覚えてたんだよねっ
視線を横にずらすとしのちゃんが隣でもじもじしていたので、声をかけようとしたら
「おいおいっ!オレはー?んで、そっちの同クラの子マネジー?」
おっ一番KYそうな田島が空気を読んだぞ!!以外
『わかってる!田島でしょ??紹介するね、この子は…』
「篠岡です!よろしくお願いしますっ」
「へーっ!!オレ田島、タメでいいよ!しのーか」
「花井っす。よろしくな、マネージャー」
「はいっよろしくね!」
おー…
しのちゃん結構馴染んでる
お互い自己紹介をして中学の話をしてるうちに部員のほとんどが集まっていた
「おっーし、そろそろ行くか」
田島に続いて監督のところに集まった
「今日は、初めてだから軽い練習よ!だんだん厳しくなるから覚悟しといてね」
声を揃えて返事…
くぅああぁぁぁ////
念願の高校球児が目の前に…!!
やっべ、嬉し泣きしそー…
抱き着きたい抱き着きたい抱き着きたい抱き着きたい抱き着きたい抱き着きたい抱き着きたい抱き着きたい抱き着きたい抱き着き(ry
ぎゅう
違うよ違うよ
あたしは抱き着いてない
いや、誰かに抱き着かれてます;;
つーか、誰かなんてすぐわかる
『た……田島…?』
「んー?りん、柔らかくて気持ちぃー」
『田島、行きなよっ///』
「りん、顔真っ赤ーかわいっ(笑)」
『たっ田島ぁ…///ちょっそこくすぐったい…ひゃ…///』
田島の手は、あたしの体を半周して脇腹にまさぐっていた
「うわーりんエロい…」
『田島の方がエ…』
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
うわうわー……
後ろから殺気がするよー
振り向くとそこには、鬼の顔をしたでナイスボディの黒髪長髪美人が……
監督が田島の頭を握り潰そうとしていた
「たあーじいーまあーくーんー(黒笑)」
「ぎゃーーーーいってーーーー!!!;;」
ご愁傷様です……ww…
田島の手からすり抜け、着替えにベンチに戻る
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