同棲中

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「お疲れ様!朝はここまでよ」 「「っした!!」」 みんな各自、制服に着替え、教室に向かう あたしは、孝介と田島、三橋と一緒に教室まで向かった 午前の授業が終わり、みんな持ってきたお弁当を食べ始める あたしはしのちゃんを誘い、同じクラスの野球部メンバーと一緒に屋上でご飯を食べることにした 少し暖かい日差しに涼しい風 『んーっ気持ちぃー』 「おーい!琳っ早く食べようぜ」 『今行くー』 もう少し風に当たっていたかったがみんなを待たせる訳にはいかない しのちゃんと田島の間に腰掛け、お弁当を食べる 我ながらうまい 「あ!泉の弁当うまそー卵焼きちょーだいっ」 「やんねぇ」 孝介ちゃんと持ってきてくれたんだ// 嬉しすぎて、ひとりにやけていたあたしは、不審者のような笑みだった… じぃー 右に視線を感じる 無視しておこう じぃー ……… じぃー やっぱり気になる!!! 『な…何?田島…』 「えー 泉と琳って付き合ってんの?」 ブッ――― 「うわー泉きたね~」 「いっ泉くっ、だいじょ、ぶ?」 あ… 三橋いたんだ…… っじゃなくて! 『何で…?』 「さっきだって、琳がポジション全部出来ること知ってたし 弁当だって一緒じゃん中身」 くそぅ… ここは流れ的にお前に任せる!孝介! 孝介は仕方なさそうな顔して言うことにしたらしい 「えっと…コイツは従兄弟」 「じゃあなんで、弁当一緒なの?」 粘るな; 「毎日、届けてくれんだよ」 「へーっ!でも…」 『ちょっと待ってーーー!』 田島の言葉をさえぎり孝介に耳打ちする もう言っちゃおうよ 同居のこと? うん。ついでに昨日のオムライスありがとう ////しかたねーな 以外にも、あっさり折れてくれた。お礼言った甲斐があったよ 「田島。いまのは全部忘れろ」 「?」 「コイツは従兄弟で、今俺ん家に居候してんの で、今家族が旅行中でいねーから、家事とかやってもらってんの」
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