ボクラノカコ

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れ………ん……? 「もう一人来たよー!!」 「……り………ん…?」 『………廉なの?』 「ひっ…久し・ぶりッ……?』 「あら知り合い? ま、いいわ お名前は!?」 「みっ三橋」 「ポジションは!?」 「とっ投手…………」 廉…… 修………… …………………… 三年前… 廉とあたしは家が近く、母親同士も仲が良かった 廉はおじいさまの学校―――三星学園に通っていたので、中学は離れてしまったが長期休みのときはたまに家に帰っていた これは、おじいさまが廉に合わせて休みをつくったので部活などは休みになったらしい そして学校に慣れはじめた夏休み頃… 廉は帰ってきた 修を連れて…… 連絡があったのは廉が帰ってくる一週間前 「そーいえばねっ一週間後くらいに一回帰る!!修ちゃんと一緒に」 今は電話ごしだが廉はあたしと二人になると喋り方が普通になる それより、 『修ちゃん?』 修の話はよく聞いていたけど、泊まりにくるとは 驚いたが冷静に聞くことにした 「うんっお母さんには言ってあるからっ琳にも紹介するね!!」 ふふっ廉いつもよりご機嫌みたい でも叔母さん驚いただろうな 廉がそんなに仲が良かった友達なんて、あたしと浜兄ぃくらいだったから 『そーなんだ紹介してねっ』 そして、おやすみと一言言い合うとあたしから電話を切った すぐに一週間後になった あたしは廉が来るまでの間家で待っていた
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