終わらない夜

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終わらない夜 『時間とは残酷で理不尽なものだ。痛みや悲しみを過去のものへと変換してしまう。 今が幸せならば何も考えずに済むだろう、しかし、日常の何気ないことに幸せを感じるのは難しい。 幸せとは失われた時に初めて気がつくものなのだから・・・私の名前は、レミリア・スカーレット、500年を生きる吸血鬼。』    「どうしたんですか?難しい顔をなさって・・」 咲夜の声でようやく我に返った。 「別に・・・なんでもないわ、少し考え事をしていただけ・・」
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