終わらない夜

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パチュリーは、やや俯き気味の口調で続けた。 「この幻想郷に人間が来たの、つい先日のことだけど・・・」 人間と言う言葉に反応したが、平静を装いつつ聴いた。 「その人間は博麗 霊夢というらしいの、妖怪退治を生業としているらしいわ」 「だから、何、何がいいたいの!?」 私は、席から立ち上がっていた。 「落ちついて、レミィ、おそらくその人間は、気づい てしまったのね。この地下に眠る妹様に・・・」 私は、目の前が真っ暗になるような錯覚を覚えた、夢であってほしいとさえ思った。
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