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「どういうこと?なんでフランのことが、人間にばれたの?」
パチュリーに問い詰めた。
「私はこの屋敷全体に結界魔法を施してきたから、ばれなかったけど、元々、妹様には計り知れないほどの魔力が蓄えられている。
おそらく、勘の鋭いその人間は、妹様の微量の魔力を感知したのでしょうね」
フランは、とても優しい子だったが、あの日以来変わってしまった。
だが、それでも愛する妹のため、私は、フランを地下で匿ってきた。
「その人間が、ここに来るというの?」
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