フランダースの犬・終

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肉片をポシェットの中にしまうと、ネロは自宅のドアを開けました。 「おお、ネロ。お帰り」 お爺さんがいつもと変わらない調子でネロを迎えます。 「……」 対してネロは俯いたままでした。 「ネロや、怒っているのかい? 当たり前じゃのぅ。大切な親友を食べてしまったんじゃからのう。すまなんだ」 お爺さんは、折れそうな腰を曲げて謝りました。 ネロはその姿を見て言いました。 1・「ふざけんなジジイ!お前が死ねば良かったんだ!!」 ……P5へ進む 2・「……パトラッシュ……」……P7へ進む 3・「……もう、大丈夫だから。……ミルク、売ってくるね」……P10へ進む
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