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『ユノーーっ!!!』
いつも太陽のような笑顔で
俺の名を呼ぶ君。
『大好きっ』
その笑顔は、
俺も笑顔にする。
君が太陽なら
俺は空。
君の輝きを
真っ青な空で包み込む。
君の悲しみとか苦しみとか
全部包み込んであげる。
そんな関係だった。
なのに…
いつしか君は輝かなくなった。
『…ユノっ…』
どうしたの?
君は
あんなにも輝いていたのに。
『私のこと…好き?』
好きに決まってるじゃん。
君の輝きは、
俺の輝きでもあるんだから。
『ユノ…好きって言って…毎日……』
俺はこの時、
君が苦しんでいることを
知らなかったんだ。
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