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「ふえ?…あっ!!//」
活発そうな雰囲気の人に言われ、私はパジャマが着崩れていて下着が見えていたことを知った
うわ//恥ずかしい//
私の馬鹿…!!!
私がパジャマを着直すと残りの二人も私の方を赤らめた顔で見てきた
「お見苦しい物を見せてしまってすいません//」
申し訳無い気持ちと恥ずかしさで俯いた頭を上げられない私
「いや、大丈夫だけど//」
「…//」
「ラッキーだったからいいよ//」
「は、はぁ。」
よくわからないけど許して貰えた
それから私達はぎこちない雰囲気のまま自己紹介をした
「お、俺の名前は沿道 椿。生徒会では書記をやってるんだ。よろしくな」
「僕は佐仲 憐。会計をやってるよ。僕と一番仲良くなろうね?」
「…藤堂 奏。副会長をやっている。」
「柊 刹那です。よろしくお願いします」
最後の藤堂さん以外はすぐに打ち解けられそうだなぁ
藤堂さんはちょっと近寄り難い感じだけど
時間を掛けて仲良くなれたらいいな
そんなことを思いながら私は三人を部屋から出てもらい着替えをする
自己紹介やらなんやらしている間に登校時間になっていたのだ
慌てて支度を済まし、教室を案内してくれるという沿道君に甘え、教室まで一緒に向かった
すれ違う女子や男子に色々な視線を向けられながらも教室へと無事に着くことが出来た
沿道君が先に教室に入り
私は先生に呼ばれるまで廊下で待機だ
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