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「全く…」 黒いブレザーに紅いリボンを首元で結びフリルのついた黒いミニスカートの制服姿の少女は冷めた視線でばかでかい建物を見る。
「…なんで私がこんな一流学校に編入かしら?」
なりは可愛いが言葉が刺々しい少女は建物の中へと入り鞄から手紙を取り出すと溜息をついた。
「あーちい良いよそれは俺がやる。」
建物にはいると大柄の少年が小柄な少女に話しかける。
「えっあのひろ君大丈夫?」
まさに天然と言う言葉が似合いそうな少女はアタフタと少年にたずねる。
「…犬みたいな奴…」
建物の入口のロビーでアタフタする二人をちらっとみて少女は溜息をついた。
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