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「おはよ！寒いね！」
「冬だからな……」
朝からハイテンションのあたしの言葉に、めんどくさそうにしながらも、律ちゃんは返事をくれる。
「雪だよ！積もってるよ！」
「昨日もその前も積もってただろ……」
「ほらー、いつまでもパジャマ着てないで！着替え手伝ってあげよっか？」
「出てけ」
いつも通りのやり取りを繰り返し、律ちゃんの部屋を後にする。
１階に下り、台所に行くと、おばさんが朝食の皿を並べているところだった。
「律也起きた？」
「無理矢理起こしたっ！機嫌悪そうだったよ」
「いつもありがとね。実咲ちゃんも朝ご飯食べない？」
「わーい！いただきますっ！」
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