おしまい。

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おしまい。

 ――次の朝。  新年を迎えた、輝かしい朝の光の中。  私は、昨夜と同じ場所で寝転んでいた。  でも、それが私だと気づいた人はいなかった。  何故なら……。  ――私が、完全に炭化していたから。  そして、真相を知る唯一の親戚は、家で焼け死んでいるから。
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