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こうして俺達3人は恐る恐る廃墟の中にいざ入っていった。
最初は階段を上がっていき、その途中には扉がある。
階段はまだ上に行けるようだったが、まずはその扉に入ることにした。
扉は鉄で出来ており、かなり錆がひどく開けるのに一苦労。
人が一人入れるくらいまで開けた所で中に入ってみる・・・。
中は真っ暗。
何も見えず、かなり不気味な空気が漂っていた。
俺は先頭で周りを見渡しながら先へと進む。
どうやらパブやスナックが潰れた後のようだった。
俺達が入った場所は問題のサウナの場所とは違うようだった。
長い廊下が続く・・・。
中は真っ暗。
突き当たりに差し掛かったところで、目の前にエレベーターが!?
どうやらもう使われていないようだ。
と!?
そんなことを考えていたその時!!
俺達が入ったてきた扉が閉まる音が!
3人とも沈黙・・・!
何故ならあんだけ錆た扉が勝手に閉まるわけがない!
ましてや3人係で開けた扉!
風なんかで閉まる訳がない!
3人はダッシュで違う出口へと向かった・・・。
外で待っていた友達は俺達が慌てて出て来たことに驚いていた。(笑)
ともかく少し落ち着き俺達はこりずにまたも中に入ることにした。
そして、またあの暗闇の中へ。
次は少し小走りで先に進むことに、そして先ほどの突き当たりにたどり着き、廊下を進む・・・。
すると!
何か聞こえる・・・・・・・・・・・・!!!!!
3人呆然。
『うぅぅぅ~』
おっさんのような声。
やばい!
さらに3人はダッシュ!
またもとてつもない勢いで出てきた俺達を見た友達は何だか帰りたがってる。
しかし!!
ここで逃げてはなんも意味がない!
って言うよりまだ幽霊みてない!
っと!
言うことで再度リベンジ!
次は何事もなく順調に進んでいくと・・・・。
サウナの看板。
『あった・・・』
いよいよ中へ。
中は広いホールの用になっていた。
床を見ると、ネズミや猫、鳥の死骸や白骨が無数にあった。
まさに心霊スポットだ。
いよいよ例のサウナに入ってみた。
シャワーや風呂、トイレなどもあった。
蛇口をひねるとカビとなかった水が出てきた。
そしてサウナ。
サウナの中にはブルーシートがかけられていた。
噂は本当だった。
火災のような後は生々しく残っていた。
走行している間に何やら奇妙な音が・・・・。
『パチ』
っと言う音が至る所から聞こえてくる。
しかも、近くにあった換気扇が少し揺れている・・・。
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