ー学校ー

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「なんで黙っているんだ?」 威圧を放ち俺は鈴と里津と紅葉に正座をさせていた(詰問もあるが) 「もう一回聞くぞ?ラリアットは誰がしたんだ?」 俺は三人に説教をして情報を聞き出している真っ最中である(ボロボロの保健室で) 『…………』 三人供黙秘を続けている そんな三人を見て嘆息した俺は強行突破にでた 「よし教えてくれた奴には明日の朝に俺と二人で朝飯を食おう」 そう言った瞬間に 「里津ちゃん」「里津」「うち」 『が、やりました!!!』 凄い形相と勢いで三人供あっさりと喋った こいつらって…アホか… 最近ため息が俺の癖になっているのはこいつらのせいだろう 「さて誰が先に言ったんだったかな?」 俺はすぐにその言葉を言ったことを後悔した 後悔したが遅かった そんな言葉を言ったあと三人は、まるでバイオハザードとかにでてくるゾンビみたいにゆっくりと立ち上がった そして 「今から誰が先に言ったか決着をつけましょう…一番は私ですけど」 鈴の声は小さいはずなのに静寂な保健室に響いた 「うちはしろちゃんが好き…だからうちが一番になる」 里津は少し興奮しているのか声の大きさは普通なのにすごいでかく聞こえる 「ボク…が一番志良が好き…だから…他は……消す」 紅葉ちゃんは無口だよね? あはは…なんでそんなに怖いお顔をしているの? こ、声もドスと言うかヤンデレ特有のヤバい声になっていますよ? 俺はマジで涙がでていて三人供怖いですけど一番怖い紅葉の声により震えだした さっきまで威勢のいい俺はどこにいったの? 早く帰ってきて俺をヘルプしてー!!! そんな心の声はもちろん届かず 俺は震えながら少女逹が武器(俺の後ろにある)をゆっくりとした足取りで取りにくるのを黙って見てる事しかできなかった
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