ー始まりー

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「はぁ~」 現在、俺逹は登校中である ちなみに里津に紅葉も同じ花美高に通っている 「今日もダメだったなぁ~。うちの初めてを捧げるの」 なにやら里津が怖い事を言ってるよ 知らんぷりだ!知らんぷりをするのだ俺! 「えぇー!?初めては私です!りぃちゃんには渡しません!」 ふざけるな!誰が鈴にあげるかよ!俺の貞操は絶対に守るからな! 「ボクが先だよ」 ……… 二人が口論をしている中に入った人物は言うまでもないがなぜ今日の初の言葉が『ボクが先だよ』なんだよ!! 「つか、お前らうるさい!そして朝っぱらから変な会話をしてんじゃねぇよ!」 俺はもう朝からテンションを上げての突っ込みを連続していた 実際に突っ込みは疲れるうえに精神を削られるので学校に行かずに家で寝たいです そんな事を考えている俺の後ろでは三人の女子が騒いでいて喧しい ムカつくからまた怒鳴ろうと思っていたけど目の前に学校の校門が見えてきたからやめておいた 俺って紳士~♪ 決してヘタレってわけじゃない!!!
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