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とか変なやり取りしてるとドアが今開かれようとして・・・・開け胡麻
グレース
「なに・・・・して・・るの?」
グレースさんの視線が俺の手に・・・・
あ、ロンドに手を引かれたままだから手を繋いでるみたいになってます。
なんかこれで変な噂が広がっちゃったり無かったりうっちゃりですかね。
中里
「なんかロンドが恋しくなったのか知りませんが勝手に手を握って来たんです。」
グレース
「え・・・・」
ロンド
「ちょっと嘘じゃないけど嘘だ!」
グレース
「ただの幼なじみって言ってたのに」
ロンド
「いや・・・・そうだけど、どして?」
グレース
「なんでも無い」
なんか心なしかグレースさんの表情がどこか淋しげな。だから俺は言うしかないとそう思ったんです、あの魔法の言葉を・・・・
中里
「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」
グレース
「だ、誰と・・・・」
ロンド
「そうなのおめでとさん! じゃあ私が仲人やるね」
あれ・・・・冗談として通じてない
グレース
「ロンドリじゃないの・・・・だ、誰と結婚っ!」
中里
「ち、ちょっとグレースさん落ち着いて下さいっ! グワングワンしないでください!
嘘ですからそんなの!」
そう言ったらグレースさんは俺をガンガン振るのを止めてくれました・・・・酔いそうです。
グレース
「そう・・・・良かった」
中里
「はい? 何か言いました?」
グレース
「なんでもない」
どこか満足気に答えてくれるグレースさん、凄く可愛いです。
きっと俺の勘違いなんですね。
ロンド
「また得意の嘘か貴様」
中里
「ちょっとキャラ変わってませんか!?」
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