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グレース
「ロンドリ、そういえば何で私の部屋来たの?」
ロンド
「あ、そうそう」
中里
「涙そうそう」
ロンド
「邪魔しないでくれる!?」
中里
「す、すみません・・・・」
ロンドが・・・・凄く怖いです。
どこぞの魔王が付けてる般若面みたいな顔になってます。
ロンド
「ハヤ、今失礼な事考えただろ?」
中里
「な、なんの事です!」
何故ばれたんです!? まさかテレパシィー?
もしかして以心伝心?
ロンド
「次からは容赦ないから」
中里
「全力でごめんなさい」
お、俺の幼なじみ恐ろしいっ!
殺されたくないので凄い勢いで黙ってます。
そうして無事、俺を黙らせたロンドがグレースさんに事情を説明しました。
グレース
「そういう事ならわかった。」
ロンド
「やってくれるの?」
グレース
「うん」
ロンド
「よし。じゃあそのバカをよろしく。」
そう言って立ち去ろうとしたロンドでしたが、このまま話さないと、もう一生、会話出来ない。そんな気がした俺はいつのまにか彼女を呼び止めてました。
中里
「ロンド」
ロンド
「ん、まだ何かよう?」
言葉に詰まる俺、早く言わなきゃと焦るが声が出ない。本当のキモチ告げなくちゃ。
中里
「ミニスカナース服も良いと思いますが短パンぐらい履いて下さい。」
ロンド
「なっ・・・・」
いやー描写は無かったですが一応登場人物の皆さんは白衣です。
中里
「あと、いつまで小学生みたいなパンツなんですか!
もう少し大人なパンツにして下さい」
ロンド
「な、ななな」
中里
「全く、ミニスカで小学生パンツとかどんな羞恥プうぐぐ?」
グレース
「ストップ」
グレースさんが急に俺の口に手を当てて話せないようにしてきました。背伸びなんかしてかわいらしいです。
と、とりあえず息も出来ないので手を離してもらいますか。
中里
「ふぁっと。ぐ、グレースさん、どうしました?」
グレース
「あれ見て」
そう言ってグレースさんの指差した先には鬼のような幼なじみ、いや鬼が居ました。
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