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中里
「ろ、ロンドリーさん?」
ロンド
「・・・・」
や、やばいです! ロンドが怒りによりスーパーサイヤ人になる勢いです!
てかマジで髪の毛がスーパーな状態に!
グレース
「と、とりあえず、中里君は逃げて」
中里
「イエッサー! スタコラサッサ!」
どこぞのお仕置きより100倍恐ろしいので台詞はふざけてますがクラウチングスタートで大分ガチで走ってます。
所詮は男と女。運動能力は圧倒的な差がありますからね。余裕です。
廊下を全速力で走っていると・・・・
ドドドドド ド ド ド ド
な、何ですかこの効果音は!?
振り返っては行けない気がします!
中里
「男は常に前だけ向いていけぇぇ!!」チラ
そこには衝撃の光景が広がっていた。
タ ー ミ ネ ー タ ー を
彷 彿 さ せ る は し り
ち か づ く ふ た り の き ょ り
あ、死ぬ。ロンドに殺される。その時の俺は思いの他冷静でした。
しかし奇跡とは案外起きるものです。
ドアが急に開けられたのを俺は視界の隅で捕らえた。
ニード
「およ! 中里くんじゃないの」
なんかドアを開けた主が話かけていたがそれをガン無視してドアを閉めさらにカギも閉める。この一連の流れはほとんど生存本能に従っていたに違いない。
ニード
「ちょっ! 勝手に入らないでよ・・・・って締め出されちた。」
ロンド
「っち」
ニード
「ちょ、ロンドちゃんも居たのね。
二人で追いかけっこか、いやあ若いね。
それよりどうしてロンドちゃんはそんなに髪逆立てるのよ」
ロンド
「私の邪魔するな」
ニード
「確かに人の恋路は邪魔しちゃいけないね。邪魔物は退散しま~す。」
ロンド
「・・・・」イラッ
ニード
「そういや前から聞きたかったんだけどね最近の若い娘はそういう、ださいパンツ流行ってるの?」
次の瞬間ドアの向こうから断末魔が聞こえた。
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