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サ「たっくん聞いて聞いて！」
拓「刺すぞ」
サ「ごめんなさい」
拓「……で、なんだよ」
サ「バケツプリンって作れるの!?」
拓「…………は？」
サ「だからさ、バケツプリン！ でかいの！」
拓「作れるとは思うけど…立たせたいなら無理じゃないか」
サ「？ なんで？」
拓「崩れるか潰れるだろ、自重で」
サ「え、潰れんの!?」
拓「大きさにもよるけどな。で、どれくらいだ、お前の考えるバケツプリンは」
サ「ミニじゃないバケツ」
拓「多分無理。出来ても潰れて横に広がるな」
サ「えー！ ピシッと立った超巨大プリンとかすげぇ見てみたいのに！」
拓「キレイに立たせるのは諦めろ。つーかお前……」
サ「？」
拓「……プリンは甘いぞ」
サ「うん、大丈夫！ オレ食べないから！」
拓「俺に食わす気か」
サ「拓真ならイケる！」
拓「食え」
サ「やだ！ 甘いじゃん！」
拓「黙れ」
サ「でも面白くない？」
拓「お前が１人で食うんならな。ま、カラメル以外は甘いばっかだが」
サ「じゃカラメルとプリン９：１で。あ、なんかイケそうやべオレ天才じゃね!?」
拓「その発想は無かった」
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