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1週間が過ぎたが、学校は
いつもと変わりはない。
教室に入る前。
『生徒A(女)「転入生が来るってよ!」
生徒B(女)「男?女?」
生徒A「女だってよ」
生徒B「女なんだ。」
生徒A「男が良かったの?笑」……』
大樹は、廊下を歩いている時に
女子が話をしている所を
偶然聞いたのだ。
大樹は中学の頃一緒だった、
中村竜也に話をかけた。
中村竜也。
3-Aで大樹と同じクラス。
竜也は中学の頃に
大樹がいた中学に転入してきて友達になった。
頭のレベルも同じぐらいだったので、同じ高校に進学した。
性格は、やんちゃでスポーツ
万能。面白い事をしてみんなを笑わせている人気者だ。
大樹「竜也。転校生が来たって聞いた?」
竜也「当たり前だろ~!俺が1番初めに情報収集したんだからよ~」
大樹「そうだったんだ…。お前はいつも早いよな…。」
竜也「まぁ、こんな情報ちょろいぜ!」
竜也「転入生見たくないか!?」
大樹「えっ!?竜也は、もう転入生見たんじゃなかったの?」
竜也「それが、まだなんだよ~。…なっ!こっそり見に行こうぜ時間もあるしさ!」
大樹「あぁ。いいけど、クラスは?」
竜也「3-Dだよ」
大樹「このクラスじゃないんだ。」
竜也「ん?」
大樹「あ‥い、いや、なんでもない」
その後、見に行く事を忘れ
2人は話していた。
竜也「あぁっ!!話してる間に時間が…。」
大樹「本当だ。ホームルームはじまるから、席につくわ」
竜也「あぁ。見たかったな~」
そして、ホームルームが始まった。
大樹は、転入生の事が気になっていた。
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