僕と彼

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僕の名前は本庄崇斗(タカト)。 桜も満開に咲き誇り始めるころ、一年としてこの麗蘭(レイラン)中学校に入学した。 入学してからは運動も勉強も学校ではなかなかできる方だったそんな僕だが… なにか目的を持っている訳でもなく、ただスクールライフとやらを送っていた。 仕方ないことだとはわかってはいたが、変化のない毎日に新たな刺激を求めていた。 だが、そんな夢うつつを言ってても結局はこのままなんにもなく中学校も終わって、高校に進む。 そんな計画の通りに進むはずだった… 彼の存在がなければ…
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