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響介…。
何で僕のことを置いてくんだよぉ。
響介はいつもそう。
いつも僕を置いていくんだ。
響介…。
いつもみたいに愛莉って呼んでよ…
いつもみたいに、愛してるって言ってよ…
「響介ぇ…響介!!」
「愛莉…」
僕は飛び起きたらしい。
横には、優と莉央がいた。
「響介は?響介は?」
「響介は死んだんだ…響介は死んだんだよ…」
病的に泣き出した僕を、優は抱きしめてくれて頭をなでてくれた。
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