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「(何だよ、もっと素直になりやがれっつーの)」
原田的には、隊長さん凄いですとか、流石ですね、とか。
そんなありふれた言葉でも欲しかったところだ。
峯岸らしいと言えば、そうなるのだが。
「原田先生!」
少し腐っていると、原田の隊と、東側の部隊が到着した。
しかし。
西側の大石の部隊は、やはり姿を見せない。
そうこうしている間に、男たちは逃走を始める。
『隊長さん、どうしますか?』
「どうするも何も、襲撃する!
かかれ、お前らァ!」
完全な包囲網は完成しなかったが、隊士たちは原田の号令と共に、男たちの捕縛を始めた。
少しして、大石隊がやっと到着して、事件は終幕を迎えた。
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