第1.5部

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「でも、こうまで出番がないのはちょっと考えものよね」 「そうだね……」 「いいこと思いついたのじゃ」 「え、なになに?」 「クマノミように体の模様を派手にするのじゃ。それなら存在感ばつぐん間違いなしなのじゃ~」 「いや、クマノミは周りのイソギンチャクとかも派手にだから全然意味ないし」 「それにわたし、派手なのは苦手だわ……」 「(そんなに肌露出させといてそれはないよ)」 「あら、なにか言ったかしら」 「な、なんでもないよ!」
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