日常

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「さくら、屋上で一服しねぇか?」 授業中。 七星エンは隣席に居る幼なじみ、若葉さくらに悪の勧誘をした。 背はエンより少し低く、細身。 茶色がかったセミロングの髪は艶やかで、しかしクリッとした瞳には幼さを感じる。 薄くリップの塗られた口が『えーくん』エンの呼び名を口ずさむ 「一本で足りるの?」 さくらタバコ大好き。 「俺も行くわー!」 一番前の席に位置する健斗が俺も連れてけ、と叫んだ 「お前ら高校生の自覚ないのか!?」 先生は嘆いた
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