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「それにしても…広いな…」
「フフッ…そうでしょう。櫻の杜学園は日本一です」
婆ちゃんは嬉しそうだ。すると、前から顔がそっくりな女の子二人が歩いて、婆ちゃんに挨拶をしてきた。
「「校長先生おはようございま~す」」
「はい、おはようございます。朝から元気が良いですね?」
この子達は…生徒リストに載っていた双子(22、23番)かな?顔がそっくりだ。
「うんっ!あっ!?」
「あぁ~!男だ!!」
「(ビクッ!?)は…初めまして」
ビックリしたぁ…。そんな大声で【男だ!!】なんて…し、視線が気になるじゃないか。
「今日から転校してきた間守 想くんです。貴方達と同じクラスですよ?仲良くするように。では、行きましょうか」
「は、はい」
僕は婆ちゃんに着いていく。双子の二人はジーッと僕を見ている…そんな気がした。すると……
「例の転校生だ!!」
「皆に報告だぁ!!」
「えっ!?」
双子の二人は、物凄い勢いで教室に走っていった。こ、鼓動が…緊張度MAXかも…。
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