転校の理由

19/19
前へ
/143ページ
次へ
「間守くん、初めは(転校生)誰だって緊張するわ。でもね?今日を乗り越えれば明日には緊張なんて消えてる筈よ!」 「雨宮先生……分かりました。僕、頑張ります!!」 何だかやる気が出てきたぞ?雨宮先生には感謝しなきゃ……あれ?足が止まった? 「さぁ~着いたよ。ここが二年四組の教室!間守くん、準備はいいかな?」 「(ゴクッ)は、はい…大丈夫です…行けます!」 「よろしい!!じゃあ、私が先に入るから呼んだら来てね?ゴ~(ガララ)」 雨宮先生は元気よく二年四組の教室に入って行った。僕は廊下で呼ばれるのを待つ…。 「諸君、おっはよう~!!相変わらず今日も可愛いぞぉ~」 「先生ったら朝からテンション上がりすぎ!!」 【内心:同意である。よく注意されないな…。(ドキドキ)落ち着け…落ち着け…深呼吸深呼吸っと…】 そして、まもなく僕が雨宮先生に呼ばれる時が来た。
/143ページ

最初のコメントを投稿しよう!

424人が本棚に入れています
本棚に追加