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ミッキー「………」
すごく真剣な表情だった。ミッキーが作っていたのは、ミニーによく似たぬいぐるみだった。
ミッキー「痛い!」
針を指に何度も刺してしまいながらも、諦めずにぬいぐるみを作り上げていく。決して大声を出してミニーを起こすことはありませんでした。そうしているうちにミッキーはやっとの思いでぬいぐるみを完成させました。
ミッキー「終わった……」ミッキーは疲れたのか、そのままぐったり眠ってしまった。そして夜がふけて、朝を迎えます。
ミニー「………」
朝起きたミニーは、ミッキーが少し気になって下に降りていきました。そしてミッキーが眠っていることに気づきました。
ミニー「ミッキー……?」
呼びかけても疲れているようで、眠っている。そこでミニーは考えました。
ミッキー「……」ミッキーは目をあけた。すると目の前には
ミッキー「!」なんと自分そっくりのぬいぐるみがありました。そう、それはミニーがミッキーのために作ったぬいぐるみでした。
ミニー「ミッキー、気がついた?」
ミッキー「うん…おはよう。もう風邪は平気?」
ミニー「ええ。だいぶ熱も治まったみたい」
ミッキー「ミニー、これ、プレゼントだよ!」ミッキーはミニーにぬいぐるみを渡し
ミニー「まあ!可愛いぬいぐるみね。ミッキーが作ったの?」
ミッキー「うん。」
ミニー「ありがとうミッキー、はい、私からもプレゼント」ミニーはミッキーに自分の作ったぬいぐるみを渡し
ミッキー「何て素敵なぬいぐるみなんだろう!もらっていいのかい?」
ミニー「もちろんよ!昨日看病してくれたお礼」
ミッキー「ありがとうミニー」
こうしてミニーの風邪はすっかり治り、ミッキーとミニーは互いに作ったぬいぐるみを持って、デートに行き、楽しく過ごすことが出来ました。2人にとっては、このぬいぐるみは一生の宝物になるでしょう。
おわり
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