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ミッキー「やあ、ドナルド。どうしたんだい?」
ドナルドは言った。
ドナルド「それは僕のセリフだよ。ミッキー、ミニーとけんかしたの?」
ミッキー「え…うん。知ってたんだ…」
ドナルド「ミニーの家の前を通りかかったら、ミニーとデイジーの話声が聞こえたんだ。」
それは、ミッキーが帰ってから数時間がたった時、ドナルドはたまたまミニーの家の前を通りかかった。そしてミニーの大きい声を聞いてびっくりして、デイジーと話しているミニーが話しているのを窓からこっそり覗いていた。
デイジー「何があったの?ミニー」
ミニーは事情を話し
デイジー「そうだったの……でも、私とドナルドならもう仲直りしたわ。」
ミニー「えっ!?」
デイジー「ごめんなさい、ミニーたちにまで心配かけて……」
ミニー「でも、私ミッキーにひどいこと……」
デイジー「ミッキーがミニーの作ってたぬいぐるみをうっかり壊したのはミッキーが悪いかもしれないけど、ミニーもミニーよ。もうミッキーに手伝って欲しくないなんて言ったら、ミッキーだって悲しいわ。」
ミニー「でも、私もう謝りに行けない……」
ミニーもミッキーを追い出したことに後悔してまた涙目になり
デイジー「大丈夫。ミニーがちゃんと気持ちを伝えれば、ミッキーだってわかってくれるはずよ。」
この話を聞いたドナルドも、急いでミッキーの家まで行ったという訳であった。
ドナルド「僕とデイジーならもう仲直りしたんだ。だから、今度はミッキーとミニーが仲直りするんだ。」
ミッキー「だけど……」
ドナルド「ミニーだって、ミッキーと仲直りしたいと思ってるはずだよ!」
すると
プルルルルー!
ミッキー「電話だ。」
ドナルド「ミニーかもしれないよ。」
ミッキーは電話に出た。
ミッキー「もしもし?ミニー?」
でも相手は
デイジー「大変なの!ミニーが熱で倒れちゃったの。ミッキー、すぐ来て!」
ドナルド「ミッキー、ミニーに会いに行ってくるんだ。」
ミッキー「でも……」
デイジー「早く来て!ミッキー!私じゃおかゆも食べてくれないの。一目でもいいから来て!ミッキー!」
ミッキーは
ミッキー「わかった。今いくから」と、ミッキーはドナルドと一緒に車でミニーの家まで向かったのだった
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