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ミッキーはミニーの家にたどり着きました。
ミッキー「ミニー!大丈夫かい?」
と慌てて家に入り
デイジー「こっちよ。ミッキー」
デイジーはミッキーをミニーのいる部屋まで連れて行きました。
デイジー「ミニー、ミッキーが来てくれたわよ。」しかしミニーは
ミニー「何しに…きたの?」
ミッキー「何って…君が熱出したって聞いて…」
ミニー「もう来ないって…言ったじゃないの…」
ミッキー「君だって、僕のこと嫌いって言ったじゃないか。」またしても嫌な空気になり
デイジー「ミッキーはミニーが心配できてくれたのよ?」しかし
ミニー「帰って。ミッキーなんか嫌いよ…」布団をかぶって寝ようとするが
デイジー「何てこというのよ!」デイジーはミニーの態度に苛立ち家を出てしまいました。
ミニー「早く帰って。ミッキーなんかいなくても…」
ミッキー「無理しない方がいいんじゃないのかい?」ミッキーが起きあがろうとするミニーに言い
ミッキー「僕が看病するから。」
ミニーは力が抜けたようにぐったり眠ってしまった。
そんなミッキーは、ミニーにおかゆを作ってあげました。
ミッキー「ミニー、おかゆと薬だよ。」
ミニー「いらない。ミッキーが作ったおかゆなんて…」ミッキーは言った
ミッキー「いらないなら食べなくてもいいんだよ。一生風邪ひいたままでいたいならね。」
とちょっと冷たい言葉を発した。
それに反応したのか、ミニーはため息をついて起き上がり、おかゆを食べ始める。
ミニー「……」
ミニーはミッキーの作ったおかゆを食べているうちに、目には涙が出てきていました。
ミッキー「ミニー、さっきはごめん。君が一生懸命作ったぬいぐるみを台無しにして……」ミニーは
ミニー「ううん。いいの。私こそあんなに怒ったりしてごめんなさい。私どうしてもデイジーとドナルドに仲直りして欲しかったから…」
ミッキー「大丈夫。気にしないで。今は君に元気になってほしいんだ。」とミッキーはミニーを安心させる
ミニー「ミッキー、ありがとう。」
ミッキー「うん。ねむれそうかい?」
ミニー「ええ。」
ミッキー「僕、もうちょっとだけ下にいてもいいかい?」ミニーは
ミニー「ええ。あまり騒がしくしなければどうぞ。」
ミッキー「ありがとう」と言い、ミニーを寝かせて下に降りたのだった。
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