ロリコン?いいえナイトです!

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「ちょっと待て。俺はロリコンじゃねぇ!お前らのことだよ!」 あれ?なんでこうなってんの? 「私はホーソンという名前がある。こっちはジェームだ。ロリコンという名前ではない。それに貴様が名乗ったではないか!「このロリコンが。お前達に正義の鉄槌を下してくれるわぁ!」と。」 まさか、ロリコンの意味をしらない? というか、勘違いされてる! そしてまた火球が飛んでくる。 かわすことはできたがいた場所が悪かった。 「くそッ!なんで後ろが崖なんだよ。」 後ろは既に断崖絶壁。落ちたら助からないだろう。 その時だった。 「わたしをおろせ!」 少女は初めて口をきいた。 「はやくせい!お主が死ぬぞ!」 初めて会った俺を心配してくれるのか。 零はいっそう強く抱いた。 「もっとそうするわけにはいかないな。安心しろ。」 零は崖の方に走りだした。 「なっ、何を考えている!死ぬ気か!」 突然の行動に驚く兵士達。 崖の下は森が広がっていた。 助かる可能性はそれしかないと、零は考えたのだ。 「どうする?追うか?」 「いや。もうすぐ昼だ。大臣が緊急集会を行うと言っていた。一度戻ろう。あのロリコンと言う者の事を報告せねば。」 2人の兵士はぶつぶつと何かを唱えた。すると、姿がなくなった。
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