3人が本棚に入れています
本棚に追加
「ちょっと待て。俺はロリコンじゃねぇ!お前らのことだよ!」
あれ?なんでこうなってんの?
「私はホーソンという名前がある。こっちはジェームだ。ロリコンという名前ではない。それに貴様が名乗ったではないか!「このロリコンが。お前達に正義の鉄槌を下してくれるわぁ!」と。」
まさか、ロリコンの意味をしらない?
というか、勘違いされてる!
そしてまた火球が飛んでくる。
かわすことはできたがいた場所が悪かった。
「くそッ!なんで後ろが崖なんだよ。」
後ろは既に断崖絶壁。落ちたら助からないだろう。
その時だった。
「わたしをおろせ!」
少女は初めて口をきいた。
「はやくせい!お主が死ぬぞ!」
初めて会った俺を心配してくれるのか。
零はいっそう強く抱いた。
「もっとそうするわけにはいかないな。安心しろ。」
零は崖の方に走りだした。
「なっ、何を考えている!死ぬ気か!」
突然の行動に驚く兵士達。
崖の下は森が広がっていた。
助かる可能性はそれしかないと、零は考えたのだ。
「どうする?追うか?」
「いや。もうすぐ昼だ。大臣が緊急集会を行うと言っていた。一度戻ろう。あのロリコンと言う者の事を報告せねば。」
2人の兵士はぶつぶつと何かを唱えた。すると、姿がなくなった。
最初のコメントを投稿しよう!