1章

3/13
前へ
/13ページ
次へ
ガラ ???「亮と陸また遅刻だよ」 クラスにいたポニーテールで背の小さい女子が亮達のほうを向いて言った 陸「いいだろ。授業が始まる前には来てるんだから」 女子「確かにそうだけどたまには遅刻しないでおいでよ」 ???「唯、亮と陸にそんなこと言っても無意味だ」 メガネをかけた背の高い男子が女子に言った 唯と呼ばれた女子が男子のほうに振り向いた 唯「確かにそうだけど…」 男子「いつも遅刻してるこいつらが遅刻してこなかったらこの世界が終わるんじゃないか?」 亮「惣介、そりゃねぇだろ」 それまで傍観してた亮と陸が窓側の一番後ろとその横の席へ移動しながら言った 陸「惣介、そんなに俺たちに殺されたいのか?」 惣介と呼ばれた男子が亮と陸に90度頭んをさげて 惣介「すんません。殺されたいなんて思ってもいません!」 亮・陸「まぁいいか」 唯「いいんだ…」 唯がどこかつまらなさそうに言った ガラ 惣介「シンか、おはよ」 背はそんなに高くはないが小さいとも言えないくらいの人物がはいってきた シン「なんだ、亮と陸はもうきてたのか」 亮「珍しくシンのが遅かったな」 惣介「俺無視ですか?」 シン「軽くねぼった」 陸「シンが寝坊なんて珍しいな」 惣介「そして亮と陸も無視ですか!?」 亮「いい加減惣介うざい」 惣介「…」 陸「だまったよ」 唯「惣介いじけたー!」 惣介「ブツブツ」 惣介は何やら独り言を言いながら自分の席へと戻っていった キーンコーンカーンコーン ガラ 先生「魔法の授業始めるぞ」 先生の一言でみなそれぞれの席に戻っていく 亮「陸、めんどいし俺寝るわ」 陸「俺も寝るのに俺に言ってどうするんだ」 亮「確かにそうだな」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加