爛漫の花びら

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自分の時間を削ってまで私に付き合っている妹子に惹かれる私… おなごだったら一目惚れするだろうな まぁ、妹子は私の物だがな。絶対に渡さない 夜までは相当な時間がある。鼻歌まじりで廊下を歩いているとポツポツと水が滴る音がした 「…どっから聞こえるんだ?」 太子は走って水の滴る音がする場所に向かった 裏庭にある大きな池に人影を見つけた 美しい水花が咲き乱れていて水が浅くはられている そこには二匹ずつ鯉が優雅に泳いでいた 人影の人物…それは… 「あ、竹中さん!!」 「やぁ太子、久しぶりだね」 竹中さんはにこやかな笑みで私を見つめた
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