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「朝廷にいるなんて珍しいね?何しにきたんだ?」
「あぁ、イナフに用があってきたんだよ」
妹子に……??
「何の用?」
「ちょっとね、別に大した事じゃないよ?イナフに似合いそうな紅い花を見つけたからあげようと思って……」
そういいながら竹中さんは右手から紅い花を出した
赤々しい色で妖しく光る花びら
とても綺麗だが…
前にみた爛漫の桜の花びらをバックに微笑む妹子の方が100倍綺麗だと思った
「……竹中さん、何で妹子にわざわざ?」
「え?!あ、それは…///」
竹中さんは横を向いてしまった
照れた顔を隠す為…
実は竹中さんは妹子に思いを寄せていた
それに気付いたのは最近だ
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