爛漫の花びら

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妹子と話している時いつも竹中さんは嬉しそうに少し顔を赤くしながら喋っていた 「…………竹中さん」 「なんだい?」 「妹子はね、そんな花よりもっと美しいよ??」 「え………??」 「妹子はね、恐い位、紅が似合うんだよ……」 ニヤリ…… 私は不適な笑みを竹中さんに向けた 竹中さんは背筋が凍ったらしくビクッと反応した 竹中さんは目の色を変えて逃げようとした ……が、私は竹中さんの腕を掴んだ 「何で逃げるの竹中さん?」 「っ………!!」 私は懐から護身用の刀を取り出す それを見た竹中さんは冷や汗をかいてもがいた
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