家族の土曜日(朝)

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?「終わった…?」 感情のこもらない静かな声 振り返るとそこに 無表情の美人がたたずんでいた 姫宮 麗美… 私の大切な姉の一人 智「見てたの~? 麗美姉様のスケベ」 智笑が茶化したように言う 麗「違う… 目の前でしてたのはそっち…」 冷静に否定している麗美姉様に 智笑はそっと抱き着く そのまま唇を合わせる 私はそれを眺めているだけ 数十秒程して唇を離す 智「麗美姉様の唇美味しい☆」 麗「智笑の方がスケベ…」 悪戯っぽく笑う智笑に 顔を伏せながら言う麗美姉様 うつむいた麗美姉様に 私はそっと抱き着き そのまま唇を奪う 私は唇を合わせたまま 麗美姉様の顔を盗み見る 今日も綺麗な顔だなぁ… すこし羨ましい… 唇を合わせるたびに いつも思ってるけど 私の家族はみんな綺麗 私だけ浮いていないだろうか… そう考えると少し気が沈む… 私はそっと唇を離す 麗美姉様に微笑みかけて 朝の挨拶を口にする
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