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ポツッ……ポツッ…
小雨が降りしきる中あの秘密の場所で二人と一匹がいた
その前にあるのはお墓が一つ
シグレ「ひぐっ…えっぐ!……」
タカ「…しぐれ」
シグレ「どうして…どうしてナティ姉さんが死ななきゃいけないの!!」
振り向いてタカマルに怒鳴りつけるように言う
シグレ「タカマル兄ちゃんハンターなんでしょう!!なんでもっとあいつを早く倒せなかったの!!」
彼の胸を叩きながらしぐれが怒りをぶつける
サスケ「ニャ…しぐれ…それぐらいで……」
シグレ「サスケは黙ってて!!」
いつもの彼女とは違う一面を見せられサスケは口が止まってしまった
シグレ「あいつを早く倒せていればナティ姉さんは死ななかったのに!!」
タカ「……」
シグレ「これからわたしはどうやって生きていけばいいの!」
タカ「……」
サスケ「だからタカマルさんの村で……」
シグレ「ナティ姉さんがいないない場所になんか住みたくない!!」
タカマルは黙ってしぐれの怒りを受け止めていた
だが
シグレ「わたしも…わたしもあの時……死ねばよかったのに!!」
タカ「!」
パンッ!!
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