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【パラディソス=天界】
ラージャ封印後、神々はマルセルム《神世界》という世界を独自に創り出し、何重にも結界を張って閉じこもっている。
なので天界には天使と聖者、生まれ変わりを望む死者の魂などしかいない。
天界の中心には、ユグドラシル《宇宙樹》がある。この木は宇宙の結晶から生まれた木であり、誰にも手を出せない大樹。
【死者の選択】
命は死を迎えると天に登り、3つの選択肢を与えられる。
①聖者になる者。
聖者とは天使を補佐する存在
位が上がれば天使にもなれる。
②守護聖になる者。
魔力のレベルによって第三級から一級のどれになるか決まる。ただし、これを選択する時に主となる者がいなくては守護聖になる選択肢は選べない。
一度死んだ肉体は獣となり現世に甦る。人型は一級の守護聖しかなれない。
③次の余生も生きたいと願い生まれ変わりをする者。
輪廻転生の儀式によって死者の精神体は魂にまで圧縮されて現世へと運ばれる。死の天使が死者の魂を運ぶ。
ただし、天使、神は輪廻転生をしない。天使、神の輪廻転生は大罪であるからだ。ただ出来なくはなく、するには魂の魔力を半分以上消失させなくてはならない(ユニヴェール達は魂の半分以上を消失させて、死の天使の協力のもと輪廻転生した)
【冥界または地獄】
生前罪を重ね悔い改めていない者の魂は冥界へと送られる。重ねた罪の分だけ地獄での罰も重い。全てを終えたあと3つの選択を与えられるが、冥界に送られた者には悪魔となる選択肢も3つの選択に追加される(悪魔は悪しき魂に罰を与える役割を担っているが、その心は悪しき魂のままなため、暗黒への渇望が濃い)
【神々の戦争】
破壊と支配の暗黒神ラージャによって引き起こされた戦争。数多くの神々はラージャの手中に落ちたが、ユニヴェール達は最後まで諦めずにラージャと戦い、封じることに成功した。
天界では暗黒に支配されやすい魔力が多すぎたのと、他の神々がラージャを天界に封じることを嫌がったために、ユニヴェールは自身の力によって生まれたノルナール《天人》にラージャを封じる力を与え、そして異界にラージャを封じた。
⇒異界について
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