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【アルカディア=異界】
下界よりも早くに完成された世界。ユニヴェールの魔力により、大陸にエレメントが出現した。エレメントの属性によって大陸の名前も違う。
【ノルナール《天人》とオーマ《人間》】
まず最初に生まれたのはノルナール《天人》だ。
ゼウスが自分を崇拝する弱い者達を欲して異界に手を加えたが、それは異界に充満していたユニヴェールの力を吸い魔力を得てゼウスが望む形とはならなかった。
ゼウスは力が無く自分と同じ姿をした存在を求めていたが、ノルナールは動物が無理やり人間になったような姿をした者達ばかりだった。
その後、神々の戦争によってノルナールの数が減り、ユニヴェールも動けないことでゼウスは野望を捨てきれずに、また新たに異界に生命を作った。
今度はゼウスの望む姿で力の無いオーマ《人間》となったが、生存していたノルナールと戦争を起こしてしまい、またもやゼウスの思惑通りにはいかなかった。
やがて、ノルナールとオーマの間に子が生まれ、戦争は終結した。
時代を経てノルナールとオーマという括りは形を変え、ノルナールの血を色濃く受け継ぐ者はヴァリオ《獣人》で、それ以外はマギサ《魔士》だ。
今の異界には魔力を持たない者=オーマ《人間》はゼロに等しい。
【異界の生命】
ヴァリオやマギサの他に、妖精、聖霊といった者達もいる。妖精は身近に存在する者達だが、聖霊は妖精よりも位が高く希少な存在だ。
数多くいる動物達を総称して獣と呼んでいる。ノルナール語ではディール《獣》と呼ぶ場合もある。
どの獣も特殊な能力に秀でているが、知能の高い獣や数が少なく希少な獣は聖獣と呼び名を分けている。また、神に近い獣は神獣だ。
聖霊、聖獣、神獣はエレメントから生まれた。またはエレメントと共に生まれたと考えられている。そしてエレメントを守っているとも言われている。
⇒名や言語について
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