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【魔力】
世界には大きく分けて9種類の魔法が存在する。【九大属性魔法】と言い、火・水・土・風・雷・闇・光・星・花だ。
魔法同士に優劣があるように、術者も9属性全てを均等に使える訳ではない。
生まれた時に魂の核となる属性の魔法が決まるように、術者の扱う魔法の優劣も生まれた時に決まる。
ただし【特殊魔法】【回復魔法】【補助魔法】などは、属性魔法とはまた別で、こちらは覚えられるかは才能による。そしてその種類はさらに細かく分類される。また一括りに【無属性魔法】とも呼ばれている。
無属性魔法には九大属性魔法から派生された魔法があり、それを精製したのは熟練の魔士達だ。
そして魔法を使うには魔力と呪文の詠唱が必要となる。
魔力とは、魂から生み出される力のことだ。
魔力には容量があり、それには個人差があるが、際限なく魔法を使い続けることは非常に難しい。魔力容量には必ず底があり、魔力が底を尽いたまま魔法を使用した場合、命を落とす危険性がある。
だが、経験を積み修行を重ねれば、魔力容量を増やすことは可能だ。
そして呪文だが、呪文はその魔法を放つときに術の構成を手助けする役割がある。熟練した魔士の中には無詠唱で魔法を発動することのできる者もいるが、極まれな事例だ。
さらに魔法は下級、中級、上級に分かれていて、下級と中級は簡略化された詠唱で発動させることができるが、上級は詠唱の簡略化が難しいほど魔力の消費が激しいため、完全詠唱で唱える必要がある。
熟練した魔士ならば上級の詠唱も簡略が可能だが、上級魔法の詠唱を簡略できる魔士もまた、極まれな事例である。ということを記載しておく。
【結晶】
魔力を持つ者には特徴がある。体のどこかに現れる魔力の結晶だ。人それぞれ結晶の色が違う理由には、その者のメインとなる属性も関係している。(風がメインならば結晶の色は緑色に近い。ただし、全てがそう決まっているとは限らない。人の顔や形がそれぞれ違うように結晶もそれぞれ異なる)
【呪文】
魔力と神々を研究していたノルナール《天人》達によって魔法の言葉は世に知れ渡った。
⇒無属性魔法
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