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「すぐご飯作るね?」
「手伝うよお母さん」
ミユキは片親にも関わらずひねくれる事も無く、素直に育った…
それはひとえにレイカの教育だけでは無く周りの支えがあったからだ…
「やっほ~レイカ~、手伝いに来たよ~?」
「あ、姉さん」
玄関から元気良く入る銀髪ロングヘアーに眼鏡の女性…
彼女はレイカの双子の姉のルナ…
近所の高校で数学教師をしている。
「ルナ叔母さん!」
「ミユキちゃ~ん元気ぃ?」
ノリは軽いが優しく、しっかりした人物でミユキも懐いている…
彼女は時々こうしてミユキの子守りや手伝いをしにやって来るのだ……
レイカはルナやミユキと過ごすこの時間が何より好きなのである…何故なら、今自分はこうして生きていると実感出来るからである……
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