~序章~第一部

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そんな、ある日の事でした。 深夜『コンコン』と扉を叩く音がしました。 すかさず爺さんは、音を立てずに枕の下にあったガバメントを持ち扉に駆け寄ります。 祖母さんはいつ手にしたのか、AK-74を手に持ち敵の突入に備えます。 しかし敵は突入して来ないばかりか、気配は段々家から離れます。 爺さんは祖母さんに『行ってくる、支援を頼む』とサインをして、いつ着替えたのか迷彩服に身を包み、音もなく戸を開け、音もなく走りました。
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