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いつもと変わらぬ朝。
窓から太陽の日差しが降り注ぎ、心地好いスズメの泣き声が聞こえる。
窓から入り込んで来るそよ風がとても心地好く、春の息吹を感じさせる。
春は出会いと別れの季節だ。
俺が通う光が丘高校もそろそろ始業式を向かえる。
新たな学期の始まりを迎える。
それが毎年変わらないことだ。
「さて…そろそろ起きるか」
「恭弥!!今日は遊びに行くんでしょ!!はやく起きろー!!」
えっと…誰?
俺は一人暮らしだから、起こしてくれる人なんていないんだけど…
と考えていると後ろからスパーンと頭を叩かれた。
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