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さて、さっき言った通り、私は、ヴァンパイアだ。
しかし、私はどうやら一般のヴァンパイアとは、違っている。
一つは、私はキリシタンであることだ。だから私は十字架を見ても、平気であるどころか、むしろ私は十字架が好きなほうだ。
二つ目は、血が大っっっっっ嫌いなのだ。血を見ただけでもう吐き気がするほどである。だから血を飲むなどもってのほかだ。あんなもの飲めるわけがない。
だから私はよくフランケンやスケルトンによくいじめられるのだ。
今から話すのは私が『彼女』との出会いと別れるまでの話である。
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